ars longa, vita brevis

2026/01/19

雑記

ars longa, vita brevis.

これは英語ではこうなる

Art is long, life is short.

「アート(芸術作品)は作者の死後も残る。それに比べて人の一生は短い」みたいな感じだが、そうではない。

「技術(技)の習得には時間がかかる。それに比べて人生は短い」みたいな意味だ。

arsはリベラルアーツ(liberal arts)ラテン語ではartes libereles のars(複数形がartes)で、 英語のartとかartificialの語源。artificialとの関連でわかるように、「芸術」より意味は広い。

ars longa, vita brevis.は、もともとヒポクラテスの箴言のラテン語訳。

セネカの「人生の短さについて」(De brevitate vitae)で引用されている。

arsはヒポクラテスるの書いたギリシャ語ではτέχνη(techne)。英語のtechnicとかtechnologyの語源。

ヒポクラテスの文脈では、医術は一生かかっても極めるのは難しいという感じになり、よく知られた「少年老い易く学成り難し」が近い。


さて、わたしもこれらの格言の通り、人生は短いと思っていたが、10年くらい前からそうでもないと感じてきた。

60代で定年退職して引退し、悠々自適な余生という時代は終わった。

今は70代の人も引退せずかなり元気に現役世代のように働いている(これが良いことかどうかは別だが)。

若い頃から一定のジャンルのたくさんのことを学んできたが、それだけでは長い人生を生ききれない感じがしていた。

つまり、全く別のジャンルのことを40代、50代で一から、かなりの強度で新たに学ぶ必要があると感じていた。


何かを初めようと思って、一歩を踏み出した。

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