「イン・ザ・メガチャーチ」 意味不明なことの解像度が上がる

2026/05/25

雑記

今の時代というか、今を生きている人たちの考え方や感じ方、世界観がよくわからなくなったなあと感じていた中で読んだら、すごく納得した。物事の見え方の解像度が上がった感じ。

ここ数年、多くの人がやっていることについて、全く共感できなかったり、全く意味がわからないことが多くなった。

推し活はもちろんだが、男性コスメ、SNSへの没頭(というか中毒的な関わり方)、若者の留学、MBTI診断など、どれなぜそういうものを面白がったり、選択するのかがわからなかった。

この本を読んですごくわかった。

選択などしていないし、正しいとか間違っているとかが関係のない生き方というか時代。

それが良く描かれている。

大げさな話になってしまうが、物語の力や信じるという心の働き、人間の合理的思考のはかなさなど、ずっと考えてきたこととつながって面白かった。

実はもっと前に読もうと思っていたのに読んでいなかった。

先日、ある飲み会の帰りわたしより10歳年上の大読書家の方に電車の中で何を最近は読んでいるか尋ねたところ、朝井リョウの本がかばんから出てきた。古典が出てくると思っていたのでとわたしは意外に感じて「若い作家、最近の作家も読むんですね。わたしも『イン・ザ・メガチャーチ』は読もうと思っています」と言ったら、「絶対に読んだ方がいい」とおっしゃったので翌日購入した。






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